Buddycomを利用して助かったのが、電話や無線内容が飛び交う中メモを取れなかった際に、無線内容が文字として残るため、後からその履歴を辿って、このバスはもうポイントを過ぎたなどの確認ができたことです。 また、バスがどこにいるかもアプリ画面上で確認することができるので、どこにいるかの問いかけをしなくても良く手間が減り便利でした。
約10万人が参加した原子力防災訓練では、新型コロナウイルス対策としてクラスターが発生しないよう、健常者は避難バスに、発熱者はマイクロバスに分けて避難させる運用になっており、原子力安全対策課と避難バス間で状況の共有、避難バスがどこにいるかの動態管理の通信連絡手段にBuddycomを活用し、タイムリーにコミュニケーションをとりながら状況の把握ができました。
今回の防災訓練では、市村の職員の方にBuddycomを使っていただきましたが、実際の災害時には全てのバスに市村の職員を同乗させることができないので、バスの運転手にBuddycomを使ってもらうような運用方法などを検討しないといけません。
中倉 五吉新潟県 防災局 原子力安全対策課 原子力防災対策係
主査