■業務効率化
Buddycomを使用開始したことにより、写真や文字でも情報伝達をすることが出来るようになったため、係員の移動時間や、判断までにかかる時間が削減されました。
また、Buddycomは客室乗務員と地上係員が持つスマートフォンが別の機種でも利用出来ることから利便性の幅を広げることができ、さらにはその他の業務ツールもスマートフォン化したことで、2台持ちが解消され、1台当たり数千円のコスト削減にもつながっています。
■情報連携
地上係員と客室乗務員間での無線機の受け渡しの必要がなくなったことで、「無線機を手渡しする」業務が減り、飛行機の到着後~出発までの情報連携が
スムーズに出来るようになりました。
■コミュニケーションの範囲
業務で空港の外に出ることもあるのですが、今までは無線機が通じなくなるため、携帯電話を持ち出し、1対1の通話をしていました。Buddycomを導入したことにより、空港外からの情報伝達も1対多での共有が出来るようになりました。
■客室乗務員
機内でお客様をお迎えできる準備が整った時点で、地上係員へその旨の報告をスムーズに行います。
また、航空機が到着後、お客様のお忘れ物の情報や、搭乗開始のタイミングを客室乗務員から地上係員へBuddycomを使って情報連携しています。
今までは、DOOR OPEN・CLOSE時に地上係員との無線機の受け渡しがありましたが、Buddycomでは、乗務時に所持しているスマートフォンをそのまま使用出来る為受け渡しの必要がなくなりとても便利になりました。 また、出発されるお客様の情報共有にも利用し、スタッフがBuddycomで連携することでお手伝いが必要なお客様へのご案内にも役立っています。
■地上係員
ご出発されるお客様、ご到着されたお客様へのご案内に関する情報の確認、飛行機の運航に関わる情報共有に利用しています。
お客様からのお問い合わせの際や、 飛行機の遅延や欠航など大事なアナウンスも、運航情報をBuddycomで正確にテキストメッセージで共有することによって、これまでよりもスムーズにお客様へ状況をお伝え出来るようになりました。
クリアな音声のみならず、文字による情報共有や通話再生を利用することで、作業中やお客様対応で聞き逃しがあった際に、発信者元に聞き直す必要がなく、係員のタイミングで何度も確認することができます。
また、お客様への対応内容の共有の為、報告書を作成する際も、係員同士の会話の確認が後から出来るので、作成時間の短縮に繋がっています。
管理コンソールでアカウントのグループ設定や、名称変更が簡単にできます。現在は、業務を軸に利用している為、日によって利用するアカウントが異なる運用をしていますが、個人単位でのアカウント利用にする場合でも、管理コンソールで簡単に変更できるので、運用面においてもとても魅力的です。
スマートフォンだけでなく、デスクトップ版のBuddycomも利用開始しました。
バックオフィスでは、テキストメッセージでのやり取りがパソコンからも発信可能なため、とても便利だと好評です。
今後は北九州空港での利用も視野に入れ、連携体制を強化していきたいと考えております。
空港内での連携だけでなく、遠く離れた空港間での連携もできるようになることで、より安全・安心なサービスをお届けできると考えています。
柴山 佳絵株式会社スターフライヤー
Innovation推進部
鈴木 比香里株式会社スターフライヤー
客室部乗務三課
阪上 莉布株式会社スターフライヤー
羽田空港支店旅客課