今回、ブラックラムズ東京のホストゲームにて運営関係者約50名でBuddycomを利用しましたが、トランシーバーで運用する場合は機材調達のコストがかかることから、端末は代表者が持つようになるところを、Buddycomはスマートフォンがあれば利用できるため新たに機器を準備する必要もなく、より多くの人が持つことができました。
試合会場では、スタッフ間でちょっとしたことでも会話するようになり、コミュニケーションがスムーズに取れるようになったと感じています。
また、現場対応で不明点が出た際も、すぐにグループ内の誰かに確認をして回答する事が出来るようになったのでお客様をお待たせする事も減り、スタッフ、お客様双方にとってストレスのない対応が出来るようになったと思います。
お客様対応中に話しかけられて対応できなかった際も、会話内容がテキストで残っているため後から確認が出来るので聞き漏らしなどが無くなりました。
必要に応じて複数グループの会話を聞くことが出来るので、統括する立場の人間はチャンネルを都度切り替える必要が無い点がトランシーバーよりも便利です。
また、管理者が利用者のグループ分けなどを行えるため、外部の人(協力会社)と社内の人で会話の秘匿性を守ることが出来ます。
ブラックラムズ東京のホストゲームで競技運営、VIP対応など、当日は広い競技場内で各所に散らばっているスタッフ間のコミュニケーションツールとしてBuddycomを利用しました。
VIP対応では、お客様(VIP)が会場に到着した際に〇〇様が到着したという事を共有し、対応に失礼が無いようにしました。また、会場内で不具合が発生した際に、連絡を受けた責任者が現場に向かうという運用を行っておりました。
競技運営では会場内の設備の配置等に関する細かい確認事項の共有や、急遽強風や天候悪化があった際に、会場内の設置物の移動や撤去などの連絡、確認などが出来る事を想定していました。
社外の協力会社の方にもBuddycomを使っていただきましたが、インストールやアカウントの設定、利用方法などについては簡単な手順書を共有するだけで詳しい説明は無くても皆さん使えていたので、その操作性もBuddycomの魅力だと思います。
今後はホストゲームの会場だけではなく、フィールド等で行う事前準備などの際にも、離れたところにいるメンバーとの会話目的で利用していきたいと思っています。
また、かんたんログインで設定を行えば、あとはほぼ直感的に利用できると思いますので、試合興行の現場に関わるメンバーが全体規模でBuddycomを利用するように出来れば、より効率が上がると考えています。
大平 義景 株式会社リコー
プロフェッショナルサービス部
ラグビー事業準備室 事業グループ